「ねぇナナシさん、次はあちらへ行きましょう」
ほら… まただよ………
好きって言ってよ!私とナナシが付き合い始めて3ヶ月… それなのに、ナナシの浮気が直らないのは何故!?
そんなに私のことが嫌い? 嫌いなら… 付き合わなければよかったじゃない……
ナナシが浮気するなら… 私も浮気しても良いはずよね
でも、誤解されると困るから、一応許可を得てからの方がいいよね
「ナナシ! あのさぁー」
「どないしたん? 笑美」
「浮気してもいーい?」
「ん? 浮気したいん? 笑美がしたいって言うなら、してもええで」
ガーン という音が、頭の中で響いているみたい…
「もぅいい! ナナシなんてしらないっ!!」
そう言って、私は走り出した
泣きたくないのに… 涙が出た
裏切られた事にショックで、涙があふれ出た
「待て! 笑美、誤解や!!」
ナナシの声が、遠くから聞こえる その後に、
「あんな女なんかほっておいて、私と行きましょ?」
と言っている女の声が聞こえた
どうせ… 私なんて……
1人になれるとこを見つけて、思いっきり泣いた
「ナナシの~ うっ バァ~カァ~~ ひっく」
「アホ! 誰がバカやって!?」
「ナ、ナナシ! なんでここに!?」
「自分なめたらあかへんで!」
「うっ ご、ごめん… って、なんで私が誤らなくちゃいけないのよー!」
不意に、ナナシと目が合った
その目はとても真剣で、キレイで、目を逸らすことができなかった
「笑美… 誤解なんだよ…」
「誤解って何よ… じゃあ何で浮気するのよ」
「…」
「私とあの子達と、どっちのことが好きなの??」
「…」
「答えてよ!」
「… 笑美は… わいに何をしてほしいいん?」
「っえ?」
「笑美はわいに何をして欲しくて、何をしてほしくないん?」
「えっと… そりゃ、もちろん浮気はしてほしくないし、やさしくしてほしいし…」
「ふんふん…… 他にもあるやろ?」
「それから………」
「…それから?」
「好きって言ってよ…… あの子達みたいに、私のこと好きって言ってよ!」
「…わかったで! せやからもぅ泣かんといてーな」
「ほえ?」
いつのまにか、涙が出てたらしい
「あはは ごめんね」
「別にええって それより… 浮気するなって言ったの、無しやよな…?」
「え? 何言ってんの? ふつーはしないって もししたら…」
「もし… したら……?」
「また泣くよ!?」
「うっ わかった… もう浮気はせぇへんわ」
「それでよし!!」
ずっと……
ずっと… 私の側で… 好きって言ってね
*コメント*
すみません~~ ナナシドリ初! で、変になってしまいました・・・
面目ない・・・
笑美様のリクで、無理矢理「もぅ浮気なんてせえへんわ」を入れてみました
ほんとオカシイよね・・・ どっか、サイトの隅っこにでも置いてやってください
これからも、秋桜、ピーターパン症候群、笑美様もろもろ応援してますので
がんばってください!! これからもよろしくお願いします!!
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